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せとうちアカデミー

2025.10.30

第131回せとうちアカデミー:山口県長門市俵山温泉の地域再生事例【2025年11月13日開催】

第131回せとうちアカデミー:山口県長門市俵山温泉の地域再生事例【2025年11月13日開催】

※せとうちアカデミーは、せとうちDMOメンバーズ会員様向けのオンラインセミナーです。
せとうちDMOメンバーズ会員の皆様には申込URLをメールにて送付しております。

会員様向けサービス「せとうちアカデミー」第131回開催のお知らせです。

地域再生の実例 俵山温泉の「まちごと旅館」はこうして生まれた ~地域再生の理想と現実~
講師:(株)瀬戸内ブランドコーポレーション エリアプロデュース事業部
   部長 森廣通隆・マネージャー 小林正典
   長門市経済産業部 企業誘致・まちづくり推進課 課長 河野隆一氏
日時:2025年11月13日(木)14:00~15:00
形式:オンラインセミナー(Zoom)

山口県長門市 日本海に面する人口約3万人のこのまちには「長門五名湯」と呼ばれる温泉地があります。その中のひとつ、俵山温泉は千余年の時を経て愛されてきた「湯治のまち」。かつては病気を治す目的で、全国各地から数多くの方が長期滞在をされていました。

西日本随一と言われる良好な泉質を誇る俵山温泉は今、湯治客の減少や温泉街関係者の高齢化、事業後継者不足といった課題により空き旅館・空き家が増えるにつれて、入湯客や観光客が年々減少し、旅館や温泉施設の持続的経営が困難な状況に立ち至っています。

2024年3月、古くから継承されてきた湯治文化や風情ある街並みを後世に伝え、持続可能な温泉街にするために、地域事業者、住民、官公庁、そして外部事業者が一丸となり、地域の未来ビジョン「俵山温泉グランドデザイン」を策定し、持続可能な温泉街のビジネスモデル構築が始まりました。

(株)瀬戸内ブランドコーポレーションは、長門市や地域事業者と伴走しながら「グランドデザイン」策定に関与しています。グランドデザイン実現のために地域に不足している要素を補うため、策定後も実行体制について地域と協議を重ねてまいりました。

2025年4月、グランドデザインの核となる「まちごと旅館」構想の事業化を行うため、株式会社俵山クリエイトが設立されました。次いで2025年8月、地域法人として一般社団法人俵山みらいデザインも設立され、いよいよ再生に向けた事業が始動します。

~こんな内容をお話します~ ※個別事例としてお聞きください

・なぜ俵山温泉が衰退したのか、なぜ再生の必要があるのか
・どうやって地域を動かしたのか(行政と地域の“温度差と壁”)
・ビジョンを絵にかいた餅にしないポイント(地域住民とのビジョンづくり)
・「まちごと旅館」実現までの思考錯誤(次々に発生する課題)
・取組みに持続性を持たせるには(官民連携の体制づくり)
・地域が変わり始めた兆し、これからの未来の俵山温泉

など、リアルな体験をもとに地域再生への向き合い方をご紹介します。

皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

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